会社の代表として葬儀に行くことに
先日、会社の代表としてお通夜へ行く事になりました。
僕はかしこまった場所が大の苦手です。
心は少年のまま、大人になりたくないのに、体だけが大人になってしまった感じの奴です。
葬儀での振る舞い方
あー、どうしよう。。
振る舞い方がわからない。
結婚式ならまだしも、お通夜ですよ!お通夜!
あまり気にしなくてもいいのに、超絶しっかりしなくちゃ感がでてきます。
- 香典の書き方はどうだっけ?
- お札の入れる向きは合ってるか
- 通夜での挨拶はどうするんだろう?
行く前から頭の中でぐるぐる考えを巡らせます。
なぜ僕が葬儀に行くのか
そもそも、なぜ僕だけが会社の代表で行くんだよ…。(心の中で愚痴る始末)
それは僕の部下の親族が亡くなったからです。
行くの当たり前だろ!ってツッコミが入りそう…。
行きたくない訳ではないんです。本当に!
ただ、一人は心細いという事だ。
チキン野郎な僕
チキン野郎なんです。
情けな!
そんなチキンな僕は一人で会場に向かいました。
やってしまった。。。
時間ギリギリに到着した僕は最後の参列者でした。
みんな席に着いています。
や、やばい。
シーンとした中を歩いていき、親族への挨拶と、御焼香をしなくてはならない。
か、帰りたい…。
ヘタレ!
心の声が聞こえます。
葬儀場で天の声を聞いた
入口で怖気付く僕を葬儀スタッフが誘導。
て、天の声が。。神様ありがとう…。初めて神様という存在に感謝した瞬間だった。




最早返事もおかしいことに…。
促されるまま祭壇の前へ。
過去の記憶を必死に掘り起こし、親族へ一礼、焼香して、親族の前へ行き、一礼。
合ってる?どう?
失礼に値してない!?
とか思いながら、誰もいない早朝の体育館のような静けさの中、無難に乗り切りました。
今思うと、焼香の後に親族へ一礼でよかったと思う。(たぶん)
参列者の視線を思いっきり感じながらも、逃げ出す事なく挨拶と焼香ができたのは、葬儀スタッフのおかげです。
感謝。マジ感謝。
今回学べた事
- 時間ギリギリには行くな。
- 振る舞いが分からないのに、参考にできる人達は既に着席している。
- 流れに乗れば、前の人と同じように振舞えばいいのにそれができない。
- 最後は視線がやばい。
一人でお通夜に行く時の参考にして欲しい。
こんなヘタレでビビリの僕でも、一人でお通夜に行けたよ!
っていう器の小さな男の話でした…。
は、恥ずいね。。
大人になりたい
こうして僕はまた一つ大人に近づいた…。
勇気を出して行って良かった。
部下の来てくれてありがとうという言葉に胸が詰まった。
親族を亡くして辛いはずなのに…。
チキンでヘタレの僕は、そういう次元の考えができていなかった。
最低な奴だ。
心の中で自分自身を激しく罵った。
そうする事で楽になれたような気がした。
まだまだ大人にはなれそうにありません。
でも、僕はこれからも色々な事を逃げ出さず、挑戦していきたい。
そしていつの日か本当の意味での大人になりたい。。。